Instagramで2コマ漫画「森のシマクマ」好評発表中

MOONBlockで簡単にゲームを作ろう

2020年から小学校での学習が必修となるプログラミング。子供たちがゲーム好きということもあり、小学校で習う前にプログラミングに触れてもらいたいとの想いから、子供でも簡単にできるプログラミングツールがないか調べてみました。

初心者向けの「ビジュアルプログラミング」

初心者、特に子供向けのプログラミング学習環境として「ビジュアルプログラミング」というものがあります。通常、プログラミングというと文字列を入力して構築するイメージですが、ビジュアルプログラミングは、英語がわからない子供でもプログラミングの基本を学ぶことができます。

一番メジャーな「Scratch」と「MOONBlock」の違い

一番メジャーなビジュアルプログラミング言語としては「Scratch」というものがあります。私も最初、こちらを触ってみましたが、少しピンとこない部分があり、他のツールも探してみたときに出会ったのが今回ご紹介する「MOONBlock」です。MOONBlockは国産のビジュアルプログラミング言語で、最近はあまり開発が進んでいないようですが、私自身プログラミングの知識がない中で、こちらの方がやや入りやすく、まずはこちらを触ってみることにしました。

参考にしたYouTubeムービー

いろんなWebサイトなども参考にしましたが、一番わかりやすかったのがこちらの「ちちんぷいぷいプログラミング」シリーズの動画です。

子供と一緒に学びながら進めるのにちょうどいいかなと感じました。MOONBlock編としては全6回分のムービーがありますので、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

MOONBlockでシューティングゲームを作る

上記の「ちちんぷいぷいプログラミング」を参考に、まずは縦スクロールのシューティングゲームを作ってみました。上から敵がやってきて、それを銃などで撃って倒していき、得点などを競うゲームですね。まずはMOONBlockのサイトにアクセスします。

https://moonblock.jp

そして、自分のキャラを作成するところからスタートしますので、上のメニューから「パペット」を選び、画面上にドラッグアンドドロップします。次に「ビヘイビア」から「出現/ひとつだけでる」を選び、先ほどのパペットのところにドラッグ&ドロップすると、パペット(くま)が画面に1体だけ出てくるようになります。

次に敵が上からやってくるようにしたいので、「パペット」を再度画面に出し、「くま→ぶた」へドロップダウンメニューで切り替えます。そして「ビヘイビア」からまた「出現」を選び、ぶたにくっつけてからドロップダウンで「たくさんでる」にすると、画面上部からたくさん出現するようになります。

シューティングゲーム「くまさんのスターハント」完成版

こうして作成したゲームはWebブラウザで保存され、次回以降も開くだけで続きをプログラミング&遊ぶことができます。ゲームで遊ぶには画面下部の「Run」ボタンをクリックします。その横の「スクリーン」を押すと大きな画面になります。ゲーム画面をクリックするとスタートしますので、こちらのURLから「くまさんのスターハント」をお楽しみください。

「くまさんのスターハント」で遊ぶ

https://moonblock.jp/#s/F18DyGEESqeLQwJR4rGQ89

●操作方法

くまさんを動かすには、画面上をクリックするか、ドラッグしたまま前後左右に動かすと、その方向に追従します。ビームは自動的に発射されます。

敵以外にアイテムも時々降ってくるので、ゲットしてみてください。

子供と一緒に楽しみながらゲームを作れるMOONBlock

作業工程をYouYubeにもアップしていますでの、こちらもチェックしてみてください。(試行錯誤しながらやっていますのでスムーズなハウツー動画にはなっていませんのが…)

MOONBlockでゲームを作っているYouTube動画

子供と一緒に楽しみながらゲームを作成できますので、プログラミング学習の第一歩として、ビジュアルプログラミングをぜひお試しください。

デジタルカテゴリの最新記事