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オリジナルキャラクターを作ろう

DIYでデジタルコンテンツや自分の作品を作っているときに、「自由に使えるオリジナルキャラクターがいたら便利だな」と思うことがあります。

でもいざ作るとなると、何から始めたら良いかわからず、結局ネットから拾ってきた既存のキャラクターイラストを使用している人も見受けられます…これは著作権の侵害にあたりますので絶対にやめましょう!

そこで今回は、「キャラクターを使ってできること」と「キャラクターの作り方」をまとめてみました。

キャラを使ってできること

まずはキャラクターを使って何ができるかを考えてみましょう。世の中に溢れているキャラクターたちは、ただ存在しているのではありません。それぞれがそれぞれの役割を持って活動しています。

①差別化

他の人やお店、サービスと一目で差別化することができます。特に差別化しづらいサービスでは、うまく活用することで他の企業やお店との違いを作ることが可能となります。(ENEOSの「エネゴリくん」、Aflacの「アフラックダック」など)

https://twitter.com/aflac/status/1407720675507326979

②共感を得る

生身の人間が表現するより、親しみを持ってコミュニケーションを取ることができます。特にSNSやYouTubeなどで情報を発信する際に、より共感してもらいやすくなります。(チキンラーメン「ひよこちゃん」、チョコボール「キョロちゃん」など)

個人でのキャラ活用ならVTuberも良い例ですね。

③幅広い展開

アニメーションさせたり、ゲーム化したりと、幅広いメディア展開やプロモーションが可能となります。(Pontaポイント「ポンタ」、SUUMO「スーモ」など)

個人でのキャラ活用で言うと、日常を1コマ~4コマの漫画にしてSNSで投稿されているイラストレーターや漫画家も多いですね。

④収益化

知名度が出てきた場合は、グッズやLINEスタンプを作って販売することで、お店やサービスをPRしつつ収益化をはかることができるようになります。

⑤自由なPR

家族、従業員などをSNSやWebに登場させる場合は、その取扱いに十分注意が必要です。一方、オリジナルで作成したキャラクターであれば、肖像権や著作権の問題はなく、モデルを起用した際の使用期限やスキャンダルによるデメリットもなくなります。

オリジナルキャラの作り方

キャラクターを使って何ができるかがわかったら、早速自分だけのキャラクターを作っていきましょう!いろんな作り方があると思いますが、以下の流れを参考にしてもらうとスムーズに魅力的なキャラを生み出せます。

①目的から考える

まずはキャラクターを使って何をやりたいかを考えます。「何となく作りたいから!」でも良いのですが、少なくとも上記「キャラを使ってできること」のうち、これをやりたいというものを目的として設定するのが良いでしょう。

②キャラクターの設定

目的が決まったら、すぐにキャラクターを描き始めるのは得策とは言えません。なぜなら、それでは単なるイラストに過ぎず、本当の意味での“キャラクター”とは呼べないからです。名前や性別、年齢、性格はもちろん、仲間や家族構成、好きなものや口癖、そしてどんな世界で暮らしているのかという、物語の世界観をしっかりと決めることで、おのずとキャラクターの見た目や動きに説得力が出てきます。

③キャラクターの見た目

キャラクターの性格と世界観が決まったら、ようやく見た目を描いていきます。その際、単にまとまりのある、かわいいだけのキャラクターにしがちですが、それは間違いであると気付くべきです。このキャラクターであふれる現代において、埋もれないようにするには、何かしらの“違和感”を持たせることが大切です。それは表情や服装かもしれないし、小道具によっても実装できるかもしれません。そして、キャラクターの名前もそうですが、すでに似たようなキャラが存在しないかをリサーチしておくことも忘れてはいけません。

④仲間や空間を描く

メインのキャラクターが決まったら、その周辺の仲間や家族と、ストーリーが展開する空間も描いておくと良いでしょう。キャラクターのデビュー当初は必要ないかもしれませんが、のちに幅広く展開していく際に、必ず必要となってくる要素です。これらを決めておくことで、自然とストーリーが生まれ、新しいコンテンツのアイデアも浮かびやすくなるはずです。

⑤いろんなポーズを描いてみる

メインキャラクターと仲間のキャラが決まったら、それぞれいろんなポーズや表情を描いてみましょう。キャラクター同士の関係がわかるような1カットを描いてみると、そこから新たなストーリーが動き出すかもしれません。

DIYキャラクターを楽しむ

「絵が下手だからキャラクター何て作れない」という人もいるかもしれません。しかしそれは間違いです。もっとも有名な“ゆるキャラ”の一人「ふなっしー」も整ったキャラとは言えませんが、そのダイナミックな動きや、これまでの着ぐるみの常識を覆す「しゃべるキャラ」として、他の追随を許さないオリジナリティーを発揮しています。今後は企業だけでなく、個人でもお店でも、自前のキャラクターを持つのが当たり前になってくると予想しています。すでに「アバター」という、スマホで簡単に作れる自分の分身キャラを、SNSやビデオ通話の際に使えるようになっています。VTuber(バーチャルYouTuber)もどんどん増えていますよね。

ぜひ自分だけのオリジナルキャラクターを作って、いろんなコンテンツを作ってみましょう!私もオリジナルキャラ「シマクマ」を次回、仕上げていきたいと思います。

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